こんにちは、shiroです。
最近、生活に必要なあらゆるものの物価が上昇していますね。
決して高給取りではない我が家の家計も、ゆっくりと首を絞められるように、じんわりと影響を感じています。
電気代もその一つですが、どんなに値上がりしても電気を使わない生活ができるわけもなく…。
「仕方ないよね」
と半ば諦めていましが、ひょんなことから太陽光発電の営業さんと話をする機会がありました。
「太陽光?興味ない。高いんでしょ?そんな余裕うちにはないよ?」
なんて思っていた私が、
太陽光発電のことを調べるうちに「設置したい!」と思えるようになった経緯を書いていこうと思います。
我が家が太陽光発電の導入を考えたきっかけ

太陽光発電を考えるようになったきっかけは、飛び込みの営業でした。
「飛び込み営業」ってだけで「怪しい」と私は思ってしまうのですが(偏見ですね、すみません)
ホームページなどで確認したところ、ちゃんとした会社でした。
対応した主人がアポを取ってしまったので、営業さんに家まで来てもらうことになりました。
しかし、先にも述べましたが、私は太陽光発電なんてまっっったく興味なし。
聞いたところで無駄だから、もうアポ自体キャンセルした方が営業さんのためでは?と思ったほどです。
どうして太陽光発電を導入したいと思ったのか
では、まったく興味のなかった私たち夫婦が、太陽光導入に大きく傾いたポイントはなんだったのかをまとめてみます。
電気代の支払いがなくなる
各家によって発電量は変わってきますので、一概に「支払いがなくなる」とは言い切れませんが、
我が家の発電量のシュミレーションによりますと、夫婦2人では使いきれないほどの発電量でした。
余った電気は売電できる
使いきれなかった電気は売電して収入にできます。
シュミレーションによると、年間通して毎月売電できるくらいの余裕がありました。
売電額はどんどん安くなっていますが…。
停電時でも電気を使える
電気の供給がなくても、太陽光があれば発電してくれます。
使用できる電気の量に制限はありますが、スマホの充電ができ、冷蔵庫が稼働し続けることができるのはとってもありがたい。
高騰し続ける電気代に怯えなくて済む
私はコレが一番大きかった。太陽光を導入したいと思った一番の理由かもしれません。
電気代は上がっていく一方で、今後下がることはないと思われます。
再エネ促進賦課金も上がっていく
この言葉、私は営業さんに聞くまで知りませんでした。
「電気使用量のお知らせ」を見るとあります、再エネ促進賦課金。
再エネ促進賦課金とは、「太陽光で発電した電力を電気会社が買取りのために要した費用の負担金」です。
そしてこの負担金は、太陽光パネルを設置している家からは取っていません。
太陽光パネルのない家からしか負担されていないんです。
東京都で、新築の家の太陽光パネルの設置が義務付けれるようになりましたよね。
この負担金も、どんどん値上がりしていくのではないでしょうか。

太陽光発電システムの見積もり 我が家の場合
では、実際に提示された見積もり金額はこちらです。
太陽光発電システム
我が家の場合は、片流れの一枚屋根。四角形で乗せやすいということもあり、
全部で20枚の太陽光パネルが乗るとのことでした。(けっこう多いらしい)
工事代、パワーコンディショナー代など、まとめて200万ほどでした。
蓄電池システム
売電せず自分の家で使う分だけ太陽光でまかなえればいいということであれば不要かもしれませんが、断然あった方がいいと思います。これがないと、発電した電気を蓄えることができません。
でも高い。150万ほどでした。
オール電化システム
太陽光パネルにするのなら、オール電化が一番効率的だと、私は思っていますが、
我が家はガス代がそんなに高くないので、ぶっちゃけ導入しなくてもよかったかもしれません。
「でもガスコンロよりIHのがいい!どうせならオール電化にしたい!」
という私の希望でエコキュートとIHクッキングヒーターも追加。150万ほどでした。
だいぶ高いですね(汗)
当時は「こんなもんか」と思っておりましたが、相場よりだいぶ高いようです(笑)
結局、太陽光発電は導入したの?

太陽光発電って素晴らしい!最初は高額でも長い目で見ればいい買い物だわ!
本気でそう思った我が家でしたが、結局、太陽光発電の導入はしませんでした。
というより、できませんでした。
屋根も四角形で乗せやすくていい、その分発電量も多くて売電の見込みがしっかりある。
営業さん曰く「すごくいい屋根」なんだそうですが…
残念なことに、屋根が北西向き。
当たり前ですが、南面の屋根の方が発電してくれます。
北面でも発電はしてくれますが、その量は60~70%まで落ちます。
さらに怖いのが、近隣へ光害被害を出してしまうこと。
北面の太陽光パネルは、反射光が近隣の窓を直撃したりしてしまうんです。
自分で設置した太陽光パネルの発電量が低くても、それを納得して付けたのならいいんです。
しかし、ご近所様に被害を与えてしまっては、最悪訴訟ということにもなるとか…。
500万の見積もりを見て、少し冷静になった私たち夫婦は、別の業者さんに合い見積もりをお願いすることにしました。
住所を伝え、メールで家の図面を送るだけで、見積もりを送ってくれます。とても便利です。
「少しでも安ければいいな」と心待ちにしていていましたが、届いたメールにあった文字は、「設置不可」の文字。
やはり、光害に対する懸念でした。
最初の営業さんは、「近隣の状況を見ると光害は発生しない」という説明でしたが、「設置不可」と下された事実は無視できない。
結果、我が家の太陽光発電導入のお話は白紙になりました。
太陽光発電に興味を持ちましたか?

我が家は太陽光発電を導入することができませんでしたが、ここまで読んでくださった方の中には興味を持ってくれた方もいるかと思います。
もし、太陽光発電の導入を検討するのなら…
必ず合い見積もりをしてください!
これが絶対です。
複数の営業さんの話を聞く。
金額だけじゃなく、アフターメンテナンスや補償、会社自体が信用できるかどうかなど、
しっかり判断する必要があると思います。
太陽光パネルは、一度導入すると長いお付き合いになりますから。
太陽光発電自体、「屋根に負担がかかる」とか、「設置代が高くて元が取れない」とか、
否定的な声も多数ありますが、私はすっかり賛成派!
またいつか新たに家を建てる機会があったら、絶対に設置したいです!
(たぶんそんな機会は訪れませんが…)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
shiro

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